目次
お墓を建てることになったとき、意外と迷うのが「どんなデザインにするか」です。
昔ながらの縦長のお墓だけでなく、最近では横長の洋型墓石や、形・石の色・彫刻などを自由に組み合わせたデザイン墓石など、さまざまな選択肢があります。
お墓は長く残り、ご家族がお参りを続けていく場所です。なので、見た目の好みだけでなく、墓地の広さや周囲とのバランス、お参りのしやすさなども考えながら選んでいくと、後悔しない長く受け継がれるお墓をつくることができます。
お墓のデザインは、大きく分けて3つ
昔ながらの「和型墓石」

和型墓石は、縦長の石を中心とした、日本で古くから見られるお墓の形です。
「○○家之墓」や「南無阿弥陀仏」などの文字を正面に刻むことが多く、落ち着きのある伝統的な印象になります。
ご先祖様のお墓と雰囲気を合わせたい場合や、昔ながらのお墓らしい形を大切にしたい場合などの選択肢です。
横長で高さを抑えた「洋型墓石」

洋型墓石は、和型墓石と比べて高さを抑えた横長のデザインが特徴です。
「ありがとう」「感謝」といった言葉や、ご家族にとって大切な言葉を刻むなど、比較的自由にデザインを考えられるのも特徴のひとつです。
石の色や形によって印象も大きく変わるため、シンプルなものから柔らかな雰囲気のものまで、ご家族の希望に合わせて考えることができます。
想いを形にする「デザイン墓石」

決まった形にとらわれず、墓石の形や石の種類、彫刻などを組み合わせてつくるのがデザイン墓石です。
故人が好きだったものをモチーフにしたり、好きだった言葉を刻んだりと、その方らしさやご家族の想いを形にできるのが特徴です。
ただし、自由度が高いからこそ、墓石だけを見るのではなく、墓所全体とのバランスまで考えてデザインすることが大切です。
デザインを決めるときに考えたい4つのポイント
「結局、どの形が一番いいの?」と思われるかもしれませんが、お墓のデザインに一つの正解はありません。
迷ったときは、次のような点から考えてみましょう。
故人やご家族の希望
まず大切にしたいのは、故人やご家族がどのようなお墓にしたいかということです。
昔ながらのお墓らしい形を大切にするのか、少し現代的ですっきりした形にするのか、それとも故人らしさを取り入れるのか。
ご家族で話し合ってみると、お墓に取り入れたいものが少しずつ見えてきます。
墓所の広さや周囲とのバランス
同じ墓石でも、建てる場所によって見え方は大きく変わります。
墓石そのものの大きさだけではなく、墓所全体に対する墓石の大きさ、通路の幅、花立てや供物台などを含めた全体のバランスを見ることが大切です。
周囲のお墓との高さや配置も含め、「実際にその場所へ建ったときにどう見えるのか」まで考えておくと、完成後のイメージとの違いを減らしやすくなります。
お参りのしやすさ
忘れてはいけないことは、お墓は建てて終わりではありません。これからご家族が何年、何十年とお参りしていく場所です。
墓前に立ったときのスペースは十分か、掃除がしやすいか、年齢を重ねても無理なくお参りできるかなど、使いやすさもしっかりと考えてみましょう。
見た目だけではなく、これからお墓を守っていくご家族にとって使いやすい墓所になっているかも大切なポイントです。
受け継ぎやすいデザインか
今は気に入っているデザインでも、暮らし方や家族構成、お墓に対する考え方は、年月とともに変わっていくことがあります。
そのため、見た目の好みだけでなく、将来もお参りや管理がしやすいか、ご家族が受け継ぎやすい形になっているかという視点も大切です。
流行を取り入れることが悪いわけではありませんが、長く残るものだからこそ、「今好きか」だけではなく「これからも大切にしていけるか」まで考えてお墓の種類を選んでみましょう。

図面だけでは分かりにくい「完成したときの見え方」
お墓の打ち合わせでは、図面を見ながら大きさや配置を決めていきます。
しかし、平面の図面だけでは、墓石の高さや奥行き、墓所全体とのバランスまでイメージするのが難しいことがあります。
「図面ではちょうどいいと思ったけれど、実際に建つと、思っていたより大きかった」
「もう少しお参りするスペースを広くすればよかった」
こうした完成後のイメージとの違いを減らすためにも、契約前にできるだけ具体的な完成イメージを確認しておくことが大切です。
3D CADで完成イメージをご確認いただけます
井原石材では、3D CADを使った立体的な図面で、完成イメージを事前にご確認いただいています。

墓石の形だけでなく、高さや奥行き、墓所全体に建ったときのバランスなどを確認しながら、ご家族と一緒にデザインを考えていきます。
「和型と洋型で迷っている」「この墓所なら、どのくらいの大きさが合う?」「こんな雰囲気のお墓にしたい」といった段階でも、まずはご希望をお聞かせください。
長くお参りする場所だからこそ、ご家族に合ったデザインを
和型墓石、洋型墓石、デザイン墓石には、それぞれ異なる特徴があります。
大切なのは、「どの形が一番良いか」だけで考えるのではなく、故人やご家族の想い、墓所とのバランス、これからのお参りのしやすさまで含めて選ぶことです。
最初から具体的なデザインが決まっていなくても、実際の墓所を確認しながら、一つずつ希望を整理していくことで、そのご家族に合ったお墓の形が見えてきますよ。
「どんなお墓にしたらいいか分からない」という段階からでも、ご家族のお話を伺いながら一緒に考えていきます。
長く大切にしていけるお墓の形を、一つずつ見つけていきましょう。